■観察場所: 南アルプス(仙丈岳)(山梨県南アルプス市)
■観察環境: 高山、亜高山
■観察日 : 2005年8月2日(火)〜 2005年8月3日(水)
■天 候 : 晴れ
■観察者 : DEVIL MAN 
■観察鳥種
1 アマツバメ 10 ルリビタキ
2 コゲラ 11 ウグイス
3 イワツバメ 12 サメビタキ
4 キセキレイ 13 コガラ
5 ビンズイ 14 ヒガラ
6 ミソサザイ 15 キバシリ
7 イワヒバリ 16 ウソ
8 カヤクグリ 17 カケス
9 コマドリ 18 ホシガラス
■コメント:
8/2  7:30〜15:30  晴れ後ガス
・例年夏休みは北アルプステント山行なのだが、連休が取れない。仕方なく最
 も手っ取り早い3000m峰でライチョウも期待できる南アルプスの仙丈岳に行
 くことにした。
・20時半に家を出て登山口の芦安駐車場を目指す。予定通り0時に到着。平日
 でもあり、駐車場も空いている。朝まで車中で仮眠。
・5時過ぎのバスで広河原へ向かう。以前は広河原までは入れたが今はマイカ
 ー規制になってしまった。まあ、入る人が多い割には、道の真ん中に巨大岩
 が落ちてたり、ホイールキャップが飛んでったりと走りにくい道だったので、
 マイカー規制は安全上正解でしょう。
・1時間余りで広河原へ。ここからバスを乗り継ぎ、7時半に登山口の北沢峠に
 到着。メボソ、ルリビ、コマドリのさえずりが賑やかだ。
・藪沢コースからのんびり鳥を探しながら登る。姿を現すのはミソサザイ、キ
 セキレイくらいだが。
・沢沿いの道を登りつめ、馬の背ヒュッテを越えると、ほどなく森林限界へ。
 天気がいいので直射日光で暑く疲れるが、目の前に現れた仙丈岳の姿と時折
 咲いている花を楽しみながら歩く。


仙丈岳と仙丈小屋


チシマギキョウ

・3033mの山頂に着いたのは12時半。まあ、今回は鳥と花をメインに考えて歩
 いているからこんなもんでしょう。この後、ライチョウのいそうな稜線で待
 ち続けるが結局ダメ。イワヒバリ、カヤクグリは多いが。


イワヒバリ

・仙丈小屋は平日でもあり空いていて快適だった。ちなみに、以前はここにテ
 ント場があり、荒廃した避難小屋が2つあった。屎尿やごみの環境問題から
 きれいな宿泊小屋に建て替えられ、幕営禁止になったとのこと。確かに以前
 の荒廃からきれいになっていた。10年近く前テント泊で暴風雨にみまわれ、
 テントごと避難小屋に避難した思い出の場なので寂しい気もするが。
・仙丈岳は日帰りも可能だが、やはり朝夕の山が一番美しい姿を見るには、泊
 まった方がいいと思い今回は小屋泊にした。週末は混みそうで泊まる気しな
 いけど。

8/3  4:30〜9:30  晴れ
・南アルプスの小屋の夜は早い。7時に就寝したので4時には起床。ご来光を見
 に稜線に登る。薄暗い中、北岳・富士山・八ヶ岳などがきれいに見える。ご
 来光も堪能し、その後はひたすらライチョウ探し。しかし、いない。ライチ
 の子供を捕るじゃない、撮りたかったのだが・・・。まあ、晴れてる時はあ
 んまり見たことないし仕方なし。


夜明け前の北岳と富士山


カヤクグリ

・バスの時間もあるので7時半に下山開始。樹林帯ではルリビ、メボソ、コガラ
 が多いのだが、聞きなれない声で鳴いているなと思ったらサメビタキだった
 り、キバシリが出てきたりまずまず楽しめた。

■今週の温泉  金山沢温泉
・550円。アルカリ性単純温泉。
・芦安にはいくつか日帰り温泉施設がある。しかし、いつもここを使っているの
 で今回も金山沢温泉へ。4回目だ。


金山沢温泉

・市営のこじんまりした施設だがきれい。ただ、地元客より観光主体なので、市
 営にしては高めの値段設定か。
・洗い場は3つしかないので、団体登山客が来たりしたら大変かも。今回は誰も
 いなく、後から二人来ただけでゆっくり出来たが。
・洗い場に比べ、内湯、露天はそこそこの広さ。露天からは川が見下ろせるが、
 絶景ということはない。
・お湯は無色透明無味無臭。特徴はない。山の疲れを取りさっぱりするには、こ
 のくらいがいいのかも知れないが。
 ☆☆☆

<DEVIL MAN>

back to note menu inserted by FC2 system