sake tasting

shop report

ばんや  青森県八戸市 2003.2.15

【お店について】
  日本酒が売りの居酒屋。
  カウンターの裏にはギッシリと一升瓶が並んでおり圧巻。マスターも
 話し上手で楽しい。カウンターがお勧めだ。
  ここでは料理の種類は少なく、一品頼んで日本酒を中心に楽しむのが
 流儀のようだ。馬刺しをオーダーした。

看板以外は古い民家にしか見えない。



【地酒の評価】

・桃川 杉玉 純米吟醸 (?円):★★★
  (甘辛度:辛口、濃淡度:淡麗)
  純米のしっかりさ+香りもフルーティで好みだがやや弱い。
  ややインパクトも足りない?
   桃川株式会社
  参考⇒http://www.momokawa.co.jp/main.htm

 <状況>
 伍號「地元の吟醸がいいんですが。」
 マスター「(即座に冷蔵庫へ)じゃあコレ、杉玉ね。」
 実は飲んでいるときは「杉玉」が、あの桃川の銘柄のひとつとは知ら
なかった。実物の「杉玉」というは、杉の葉を束ね球形にしたもので、
古くから酒蔵の看板として親しまれているもの。桃川の酒蔵には日本一
といわれる巨大な杉玉がぶら下がっているそうだ。
 参考:「桃川の杉玉」http://www.momokawa.co.jp/20021228news.htm
 調べてみると、寒梅や久保田に引けをとらないという評判の「杉玉」
だが、イイ大吟醸を飲んだ後のためか、自分が酔っ払っているためか、
ここでの印象はイマイチ。恐らく後者の影響がデカイ。
香りがちょっと足りなく感じた。口当たりはいいが、ややインパクトに
欠けた感じ。


【その後】
 実はその後の記憶がない。
 隣のカップル客、そのまた隣のおじさん、マスターと日本酒について
楽しく話し込んでしまい、結果的に飲みすぎた。(脳内の)海馬の記憶
形成細胞が機能停止だ。
 料理は馬刺しのみ、支払いは4000円弱だったから、3〜4杯飲ん
だと思うのだが、最初の「杉玉」以降何を飲んだか思い出せない! 
マスターが後ろに並んだビンを冷蔵庫から出してきて語るので
「それちょーだい!」ってな具合でオーダーしていたからだ。
 その状況をP-Proメンバーに携帯の掲示板で報告していたログを見ると
「ばんや最高!」とか書いてたそうだから、相当イッていたようだ。

【さらに後日談】
 気が付くと宿泊先のホテルサンルート八戸の部屋で服を着たままベッド
の上だった。「ばんや」はサンルートのすぐ近くなのだ。時間は「5:38」。
予定では「5:30」発の室蘭行きフェリーに乗るはずだった。仕方なく予備
プランの8:45発苫小牧行きフェリーに切り替える。これでも予約済みの
新千歳からの航空機には間に合うのだ。チャンチャン。
(このときは関係各位にご迷惑をおかけしました。)

                                <伍號>

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